アナログ&デジタル
イシノラボのチャンネルデバイダーが来てから、CDもかなり良くなったのですが、改めて先日再調整したアナログを聞いてみてやはり凄いなと思います。
聞いたのはピンク・フロイドの狂気USA盤です、このレコードは元々全体的に聞くとあまりクリアーには聞こえませんが、一音一音聞いてみると、実にはっきり録られています、今までいかにボケた音を聞いてたのかと思いますが、やはり中古で購入して使って来たプリアンプがもうついて来れない感じです。
最後まで鳴り切ってない感じって分かりますか?最後の最後でグシャッと潰れてる感じなのです、チャンネルデバイダーがしっかりして小さなパワーアンプも馴染んだので、それがきっかけとなり浮き彫りになったのです。
まだ、スピーカーが鳴ってるな、そんな感じなのです、もっと軽々と違和感なく重厚に鳴ると思います。
色々な考えもあるのでしょうが、個人的にあまりに古い中古機材はもう懲り懲りです、しかし古きよきものに愛着をもつのも大切な事だと思います。
私はケーブル作りが生業なので頻繁に壊れては常に安定せず困るのです。
それにしても、チャンネルデバイダーが新たになっただけで、音が全く別物になりました。
やはりアナログはドンピシャ調整されると、本当に素晴らしいのだと思いました、しかしCDも、ハイエンドになると録音年代にもよりますが、たまにアナログより聞きやすい盤もありますね。
その凄さは使った者にしか分かりません、普段から良い音を聞いてると、おかしいところは直ぐに分かる様になります。
今はアナログもデジタルも素晴らしいと思います、技術の進歩により以前程の差がなくなりました。
これからCDも販売権利が切れて購入しやすくなりますが、絶版も多くなりました、少しさみしい気もしますね。