なかなか掴めない
帯域バランスの事です、ただ独りで聞いて良いと思っても駄目なのです、オーディオは他人が聞いてうっとりするレベルにならなければいけません。
とは言っても、なかなか他人の音を指摘するのは難しいのですが、私はハッキリ言います。
答えを言えないのならば指摘をするのは控えた方が良いのですが、答えはある程度出ているのですが、そのレベルに達してないほど酷いシステムが実に多すぎるのです。
なおすアイテムが多すぎる為、お伝えしている内に皆さん元へ戻してしまうのです、何処をどうすれば良いかは私には分かります、自分がやって来た事だからです。
音を良くする方向性は実はそんなにないのです、成功された方の真似をするのが一番ですが、正直殆どいらっしゃらないのが現状です。
とにかく質の良いクラシックコンサートへ行くべきです、自分のシステムの鳴り方といかに違うか真剣に聞き、その帯域バランスを掴む事です。
クラシックの特に弦楽四重奏は、どの楽器も特に強く主張しないのですが、引き込まれる様な魅力的な鳴り方なのです。
一番分かるのは低音はボンボンせず、ドライバーにありがちなキンキンした音もないのです、しかしツィーターの帯域は本当に難しいのが分かります。
そして直接音は殆ど感じないもので、フワッとしていて一音一音ハッキリ聞こえるのです。
楽器の質量など重さは感じません。
とにかくクラシックコンサートが一番の基準なのです、その帯域バランスが上手くとれていたならば、他の総てのジャンルはしっかりと鳴ります。
他人が聞いてうっとりするレベルに鳴ります。