左右のケーブルの長さ
私の真似をし絹巻きケーブルを自作される方が増えてまいりました、嬉しい事です。
スピーカーケーブルもラインケーブルも、単線の質や作り方も大切なのですが左右のケーブルの長さが重要なのです。
左右のケーブルは左右どちらかの長い方に合わせるのがとても必要なのです、どちらかが短くなっている場合、長い方に蛇行させてでも同じ長さにしてみて下さい。
スピーカーユニットや本体の前後合わせと同じです、それと長さによる音質の差があるのです、左右の音色が揃うと聞きやすくなります、これは位相との兼ね合いもあります。
これはオーディオの常識です、出来る限り㎜単位で揃えて下さい、マルチシステムの場合、ユニット総ての左右の長さを合わせなければなりません。
ケーブルは、長いほど音楽信号は減衰しますが、長さによる減衰を気にするよりも、左右の音色を揃える方が音を良くする方向へ繋がるのです。
一つ注意です、蛇行は良いですが、コイルの様に重ねて丸めてはいけません、これも音質劣化に繋がります。
こんな細やかな事の積み重ねが音質を改善していくのです、オーディオケーブルは左右の長さを極限まで揃えて使いましょう。