体の復活
三年前に新居へ越して来てから、毎日両親の介護やオーディオで知らないうちにかなり疲労していたのだと思います。
そして六月に父が天へ登り、少し時間が出来、母と家内の三人で頻繁に外食出来る様になりました、外に出て他人と接したり風にあたったりするのは、認知症の母にとってとても良い事だと思います。
認知症の母は、亡くなった父や家内では駄目で、私以外の誰も認めないのです、私と長い時間話して接していると、ガラリとかわり話しやすくなり、話を理解する様になるのです、私がいなくなると三十分位でまた元に戻りますが。
私は、今月六日に退院してから日増しに元気になる自分に気が付きました、薬を飲まなければならず、少し早起きして、朝食べる様になったからだと思います。
欲しかったフランス車(PEUGOT)も購入出来ました、僅かですが家内に恩返しも出来たのかな?後はニ三点オーディオのものを購入するだけ。
我がオーディオは基礎が出来上がったので、もう触るところはないのです、いやむしろもうあまりさわってはいけないのです、優れた機材が間違いなく揃い、基本であるお膳立てが整ったのです、後は更に電源や部屋の響きをしっかりさせるものを揃えるのみです。
それにしても僅か三年でよくここまで鳴らしたものです、初めてこの部屋で鳴らした時は実に酷い音でした。
老婆心ながら、何時も色々やっていては常に安定せず、前後関係が複雑に絡む事になります、色々やるのはじっくり聞いて、システムの音を聞いて理解してからの方が良いと思います。
複雑に絡んだ前後関係はなかなか分からず、長年何処がおかしいのか気付かない事になります、以前の私がそうでした。
これから私は少し時間を持てるので、更に新たな事をオーディオで始めるかもしれません、更に鳴らす為に。
体も、ずいぶん元気になりました。