みなさん色々ご努力されています、つまり少しでも音を良くして、音楽を楽しく聞かれたいからだと思います。

しかし。時に音楽を聞くことを忘れてはいませんか？
私ごとではございますが、そんな自分に気付いたのです。

それから今の音質にする方向が見えたのです、以前の私はとにかく予算がなく、自分の使いこなしで何とか世間の音より良い音を鳴らせる、そう思っていたのです。

結局それがボケた中古品を永年使う羽目になってしまったのです。

でもその時の色々な努力で気が付いた事や経験は、今のシステムになった礎になった事は間違いありません。

古い昔の機材を何とか使いこなして来たので、今のように鳴らす事が出来たのです。

何の知識もコンセプトもなくハイエンドに切り替えただけでは空しい結果となります。

どこに伺っても感動的とはほど遠い鳴り方でした、正直ウエスタンスピリッツの音を超えるシステムは私の聞いた限り存在しません、多くのシステムはどこかが中途半端なのです。

つまり感性が独特であり得ない事をされているのです、お呼ばれする以前のお話の内容で、聞かなくてもだいたいの音質は私には分かってしまうのです。

何を作っても取り替えても、音は変化します、しかし、音が良くなったのとただ変化したのとは全く別のお話なのです。

私もこの様な状態に陥った事があるから言える事ですが、自分は音楽を聞くために今は頑張っているのだと思い込んでいるわけです。

家内に言われ始めて気付きました、端から見てると馬鹿みたいになってるそうです、素直に人の意見を聞けない人に音を改善出来る筈がないのです。

ご自分の考え方など今のシステムを鳴らせるようになってからです、今のシステムもまともに鳴らせず色々やってもおかしな音になるだけです。

上手く鳴ってくると、あまり頻繁にシステムを触らなくなるものです。

今は、まともな音に満足しているからです。