家内のエール
これは、数日前のお話しですが、しばしおつき合い下さい。
受け取りました、それは料理です。最近私は薬(禁煙外来)の副作用でやる気がなくなり、メタメタでした。
しかし、それでも家内には伝わっていたのです、そんな私に家内が作ってくれたもの、それはタンドリーチキンでした。
私はとにかくタンドリーチキンが好きで、あちこち食べ漁ってきたのですが、どこで食べてもモサモサしていてジューシーなタンドリーチキンに行き着いた事はなかったのです。
家内はお昼喫茶店へ行ったときからずっと携帯で何かを調べていました、それまでその日はヒレカツの予定で、近くのデパ地下で食材を買いに行く予定だったのです。
車に乗るなり彼女は『今日はタンドリーチキンにしてみない?』といったのです、私はタンドリーチキンが大好きなので二つ返事でOKしたのです。
さすがデパ地下です、値段は少しはりますが、熊本県の美味しそうな鶏もも肉があったのです、二枚で四百グラムちょっとで少し足りない気もしました。
後はニンニク、生姜、カレーパウダーと滑らかなヨーグルトです、そしてそれに合うサラダを買って来ました。
我々夫婦はこだわり屋さんです、たくさんのお肉の中から選びました。
家内が仕込むのをみていました、実に繊細な味付けなのが分かります、あちこちで食べて色々言うのも頷けます、そう、彼女はセンス良く作れるのです。
少し肉厚気味の鶏もも肉は、二十分程でやわらかでジューシーに焼き上がりました。
早速レモンを絞ってタンドリーチキンにかけて、お大きめにカットしたタンドリーチキンをほおばってみました、うまくて思わず唸ってしまいました。
家内は最近元気のなかった私を何とかして労ってくれたのです『凄く美味しかったよ、ありがとう』また作ってね。
もう食べたいです(笑)