奏者と客席の違い
全く違います、何故言い切れるのか?私は弾いて歌っていた側だったからです。
弾いていた側は録音するべきではないのです、録音は聞いてきた側がするべきだと思います、自分達の行った演奏内容を録音して聞いてみた事があります、全く違うのです、それが客席で聞いたらもっと違うのです。
弾いてる側が録音すると奏者間でしか聞こえないようなボンボンした低音を録音してしまいます、骨伝導(自分が歌う声や楽器の音が骨を伝わって聞こえる)もあるからです。
しかし、聞いてる側は骨伝導がないため録音する音はスッキリしています。
これからも分かるように『弾いてる人にしか本当の音は解らない』このような言葉はナンセンスです、弾いてる人にしか分からないのであれば、わざわざお金を支払いチケットを購入してまで、コンサートへいかなくてもいいのです、主役は聞いてる側です。
一流のミュージシャンはこの言葉を口にしません『私が鳴らそうとしてる音は私にしか分からない』もってのほかですね。
自分にしか分からないのであれば、一人でやってればいいと思います。
一流のミュージシャンほどこれに苦しんでいるのです、どうしてもリアルタイムで分からないのです。
オーディオも音楽も音も個人の才能を超える事はないと思います。
奏者と客席の間には理解出来ない壁があるのです、そして、ミュージシャンとミキサー側にもその大きな壁があるのです。
そんな事を考えながらオーディオを聞いてると、オーディオ以外の何かが見えて来ませんか?
そして今日、愛車Peugeot(リオン君)のオイル交換をしてきました、一回目は1000km走ったところで、今日は二回目約5000km走ったので、交換して来ましたが、ディーラーに伺うと真っ黒だったみたいです、走る距離にもよりますが、オイルは酸化するものなので、こまめに交換した方がエンジントラブルは少ないとの事です。
交換する前と違うのはエンジン音とトルクの違いです、更に二、三日でもっと変わってきます。
ディーラーのお話しですと、分かる方にはご理解いただけますが、分からない方には分からないようです、オーディオと似ていますね。
少しの違いを聞き分けるのがオーディオですが、分かる分からないは大きな問題なのです。
オーディオ以外でも同じです、違いを分かるか分からずに終わるか、これは大きな差です。