オーディオブログ
色々読んでみてもなかなか真実が伝わっていない、私のブログもそうなのですが、そう思います、何故なのでしょうか、使っている機材の能力ばかりが先走っているからです。
機材の優劣も確かにあるのですが、言葉は悪いですが優れたもの(ハイエンドオーディオ)程、使い手の技量が試されます。
私はとにかくお金がなかったので、中古品を使いこなし何とか努力して、普通は鳴らせない音質を聞いていました、間違いのない音質をたまたま持っていたかからだと思いますが、それでも経年劣化で音がボケたり、次々と故障しましたので、修理して使っていました。
しかし、古いため他の箇所に不具合が起こり、壊れます、私はオーディオが生業なので、これでは常に安定せず困るのです。
しかし、それでも他に劣る事はなかったと今でも感じています、この状態を経てハイエンドへ一部移行したのです。
経年劣化はコンデンサーの容量が抜ける、抵抗は値が高くなり、最後は切れる、部品定数がしっかりしていて、優れた技術者ならば、優れたものが作れ、故障もないだろうと思ったのです。
その考えは当たっていました。
そして、アナログの可能性を知ったのです。
何を使ったのかでなく、どう使ったのかです、そしてどの様な組み合わせになっているのかなのです。
選ぶ組み合わせは星の数ほどありますが、やはり分かっているかいないかだと思います。
本物を見抜くセンスと出会いだと思います、経験である程度はセンスは磨かれるとは思いますが、やはり天性の才能も必要だと言わざるをえません。
一番の近道は揃えるメーカーとクラスを合わせると言う事です。
特にウエスタンスピリッツのようなマルチシステムでは、総てのアンプのメーカーとクラスを揃えなければなりませんでした。
マルチシステムは三位一体だからです、他のメーカーでバラバラだったり、同じメーカーでも年代やクラスが違えば、揃った帯域バランスにならないのす。
これは過去の経験で知っていました、私も間違えていたからです。
今回はしっかりと揃いましたが、慣らしにかなりの時間がかかりました。
帯域バランスだけは文章で伝わりません、実際に聞いて頂くしかないようです。