クラシックコンサート
六月二十四日(土曜日)家内とクラシックコンサートへ行って来ました。
内容はフルートとピアノです、フルート カール・ハインツ・シュッツ フルート・リサイタルです。
フルートはどうしても楽器の構造上、演奏が一本調子になりやすく、少し退屈ですが、しっかり聞いて来ました。
会場の入り口でコンサートの内容ののCDを販売していました、それも購入して来ました。
A席 一般 3500円の安価なコンサートでも、ホールはとてもしっかりしていて響きも素晴らしいのです、佐倉市に感謝しています。
今回は、三回のアンコールに答えてくれました、個人的にメインよりアンコールの内容の方が好みでした(笑)
我が家に帰り、購入してきたCDを聞きました、驚いた事に全く違和感ナシでした、暫く何にもしない、これも大切な事だと改めて思いました。
少し前まではコンサートから帰り、そのCDをオーディオで聞いてみると、違和感ありありの鳴り方でした、今回はコンサートの時から、我がオーディオとの違和感は感じてなかったのです。
そしてアナログで楽器は違いますが、グリュミオーのバッハのヴァイオリン無伴奏を聞きました、やはりアナログは素晴らしいと思います。
更に違和感なくスピーカーに音がへばりつくことなく完全に剥がれます、CD(ハイエンド)もかなり近いのですが、やはりこの雰囲気とは違うのです。
私はヘッドアンプを卒業し、イシノラボでプリを作っていただく時にMCトランスも内蔵させていただきました。
このトランスは、全く異次元の代物で、今まで使ってきたどのトランスとも音がまるで違うのです。
大手メーカーにいらしたトランス作りのベテランが、会社員の時は作れなかったトランスを退社後に妥協なく作ったもので、一般的なイシノラボのアンプには入っておりません、また単体でも販売されていませんから誰も聞いた人はいません。
クラシックコンサートのお話からこの様な話しになりました事をお詫びいたしたいと思いますが、これは大切な事と思い書きました。
普通でないからクラシックコンサートとの比較で違和感がなくなったのだと思っております。
どんな優れた機材を使っても、物だけでこの様な鳴り方はしません、普通でない鳴り方とは極当たり前のように普通に端正に鳴る事です、鳴らしてみてそう思います、しかしこれが難しいのです。
確かに優秀な機材を使うこともとても大切な事なのですが、私だけは違うと思います、いい音とはその先にあるのです。
こんなやり方で本物さながらに鳴る筈がないと思われる方、是非一度ソフトをご持参のうえ、ウエスタンスピリッツへお越しください。
生の音さながらに鳴らす、これは基準であり、とても大切な事だと思います。