七不思議(オーディオ)
オーディオには不思議な事が沢山起こります、でも不思議でも何でもないのです。
目視で確認しても引っ張ってみてもしっかり半田が繋がっている、しかし音が出なかったり、半繋がりのようで、少しだけ音が出る、またはハムが出る。
この場合、他が原因の事が多いです、おかしいと思った所をなおしてる内に、他のケーブルを引っ張ったり端子から抜けかかってる事があります。
こんな事もあります、フォノを繋いだときに、グランドを落としてないのにノイズが出なくて、グランドを落とすとノイズが出る。
この場合カートリッヂとリード線やヘッドシェルとトーンアームの接点が疑われます。
トーンアームの出力端子の場合もあります、そしてそれらを修復してる間に、ラックの裏に入ることにより、関係ないケーブルまで引っ掛けます。
またはいったん抜いたケーブルの接続を忘れたり、それをなおす時にまた何かが起こるのです。
時にはスピーカーケーブルが外れ、なおす時にプラスマイナスを片方だけ逆に繋いだり、私の場合、マルチシステムなのでツィーターだけ片方繋ぎ忘れていたりしました、8khzのカットなので暫く気付きませんでした(笑)
ではなぜこの様な事が頻繁に起こるのか、人間は「自分は絶対に間違えてない」これが前提にあるからです。
時にはとんでもない配線になってる事もあります。
オーディオは機材が壊れてない限り、しっかり繋がっていれば音は出るものです。
七不思議でも何でもないのです。