次の扉2
まだ配線は終わってないが、写真をのせてみた、熊手は今年の一の酉で何時もお世話になっている菱沼さんから購入して来た、今年は大変だったが良いことがたくさんあったので、去年より一まわりサイズを大きくした。
話は本題へ、今まで縦型がマルチラックで、横型がアナログやプリや、マスタークロックジェネレーターやCDPを入れていた。
そのラックを前後に置いていたので、スピーカーよりも遥か手前にラックが飛び出した格好になっていた、それをブログを見た方や家内から指摘をうけていた。
なぜ以前のようになっていたのかであるが、以前使っていた中古のアンプ達は、どれもトランスやファンの唸りがあり、対策として他の機材と隔離したかったからである。
効果は絶大だった。
イシノラボのアンプ達は唸りがない、なので今回横型に作り、総ての機材を一つにまとめる為の横型ラックを作った。
作り方は前回同様、板と角材を重ねて貼り合わせていく方法をとった。
先ずはバスマットの位置を正確に決め、板を二枚ずつ張り合わせ、そこに角材を貼り合わせる、この作業をひたすら繰り返し作った。
前回のラックよりは小さく軽いが、強度は抜群である、しかしちょっとパワーアンプがつまり過ぎた感じがする。
いくらでも重ねて作る事が出来るので、増減はどうにでもなる。
さて、音はどうなのだろうか?
酉の市の帰りに秋葉原のYカメラで、スピーカーケーブルと電源ケーブルを長めに購入して来た。
そして夜に簡単ではあるが、とりあえず繋げ、小さなフルレンジを聞いてみた、最初聞いた時あからさまに違和感があった、マスタークロックジェネレーターとCDを繋ぐヨルマデザインのデジタルケーブルを繋げてなかった。
繋げて聞くと音に厚みが出た、やはりマスタークロックジェネレーターは必要だったのである。
心配していたノイズカットトランスと他の機材の干渉はなかった、厳密に言えばある筈だが感じないと言った方が良いのかもしれない。
まだ仮置きなので答えはないに等しいが、前のラックに比べ、音は穏やかで芯のある音に感じる。
少ししたらJBL4560BKをマルチで繋いでみる、それから判断する。
とりあえずスピーカーケーブルは、市販のベルデンケーブルを購入して来た、安価で一番スタンダードでまともだと思ったからである。
ウエスタンスピリッツのケーブルは何度も配線のやり直しをしたため、ヨレヨレになっており、作り直すのに時間がかかるし、市販品との違いを聞きたいと思ったのである、それに新たなリッツ線を依頼する予定もある。
これからウエスタンスピリッツは、凄い事になりそうである。
そしてイシノラボのパッシブプリのセイデンのスイッチの素晴らしさを改めて知った。
イシノラボのアンプを入門用と仰った方がいらっしゃる、とんでもない誤解である。
そして更に、やはりラックはあまりスピーカーより前に張り出していてはいけないと思った、定位が整った。
でも繰り返した仕入れと、板の三階までの運搬とラックの製作で、身体はガタガタである、でもやっただけの見返りは音質改善として有り余る程である。
今日は仮置きのツィータースタンドの板を家内と買ってきて製作する。
更にこうご期待。