断捨離と新たなラック
ウエスタンスピリッツは去年、いらないと思えるオーディオ機材や木材や使ってなかった工具総てを思い切って捨てた。
「いつか使うかも知れない」と思ったものは結局、二度と使う事がなかったからである、捨てた今をもってしても必要とは思わない。
その時に、ずっと気になっていたチャンネルデバイダーとパワーアンプが、三台乗っていたマルチラックも思い切って処分した。
その総重量は3トンをゆうに超えたと思う、結果リスニングルームには本来のスペースが出来た、当然の事ながら音も変化した。
そしていらないレーザーディスクやレコードも大量に処分した、シングル盤も整理整頓出来た、これは家内の願いでもあり、私の仕事のしやすさは計り知れない。
暮れと正月は二人で気持ちよく楽しく過ごす事が出来た、しかし私は未だに何となくスッキリしないのである。
読者の皆さんは覚えてらっしゃるだろうか?4560からウーハーまでだけウエスタンスピリッツのケーブルにしたことを。
まあそこはこの際、省かせていただく、問題はウーハー用のパワーアンプからその端子までのケーブルである。
以前お話ししたがとりあえずの考えで、ベルデンのケーブルのままなのである。
マルチはトータルで鳴らすシステムである、やはり総てがウエスタンスピリッツのケーブルでないと鳴る筈がないのです。
なので最後の最後まで鳴り切ってないと感じるのです、ウーハーの鳴り方が変われば全帯域の鳴り方が変わる事になります。
これすなわち、帯域バランスが崩れてる事を意味します。
パワーアンプからウーハーまでだけベルデンを使っているとは、マルチ駆動しているウエスタンスピリッツの今の音は、ウーハーだけ別のアンプを使っているようなもの。
これでは帯域バランスは真にとれてないことになります、それどころかノイズカットトランスを外した事も、正しく検証されてないとも限りません。
早急にウーハー用のパワーアンプから、ウーハーの端子までのケーブル(新たに特注したリッツ線で)を作らなければ正しい検証とは言えないのです。
そして極論、ツィーターもドライバーも同じケーブルにしなくては、ウエスタンスピリッツのポリシーに反します。
もう少ししたら、真剣に新たなケーブル作りに励みたいと思います。
母の介護もありますが、私は生業です、ここを外しては本末転倒になります。