英ちゃんの部屋の仏壇
我が家は浄土真宗大谷派です、先祖から受け継いで来た大切な仏壇です。
これを何と呼ぶのか分かりませんが、この際、掛け軸と呼ばせていただきます。
母は何を勘違いしてるのか分かりませんが、外してしまうのです、そしておりんのそばに横にして置いてあるのです、罰当たりですね。
そして何時も(一日に何度も)水を上げて、おりんを鳴らし「お願いします、お願いしますね」と仏様にお願いしているのです。
普通、神や仏にお願いはしませんよね、ただ無心に手を合わせるのが常識です。
神様は困った事をお願いしなくても総てお見通し、仏様はもう亡くなっているので、安らかに眠らせてあげたい、亡くなってまで心配させてはいけないと私は思います。
母はもう会話にならないし、本人は何の意味も分からないのだと思います。
おりんを鳴らすのも本当はあまり良くないのだそうです。
残った我々は、出来るだけ亡くなった方(ご先祖様)に迷惑かけず元気に静かに仲良く暮らす、これがいいと思います。
でも母の行動総てには、母なりにちゃんとした意味がある筈です、とにかく先にボケた者の勝ちこれが現実です。