疲れた…
母の認知症の介護は終わった、やっと家内と二人の生活が戻って来た。
二、三日休み、それから二人で遊ぼうと思う、母には悪いと思うが、これがお互いの為なのである。
母は認知症と言う病気になりました、とっくに素人が面倒をみられるレベルでなかったのです。
介護専門の方に言われました「頑張り過ぎましたね、もっと早くに卒業出来たのに」と。
同じ境遇の方へ、認知症の介護はプロにお任せしましょう、素人には絶対に出来ません。
それは何故か?介護のプロと言っても所詮は同じ人間です、能力はそんなに変わらないと思います。
しかし介護のプロは限られた時間だけ仕事をすればいい、しかし我々のような素人、特に在宅介護は24時間365日勤務になるのです。
もう狂ってしまっているので何をするか分かりません、介護のプロはシフト制になっていて、時間になると、他の人へバトンを渡し休めるのです、だから出来るのです。
在宅介護は助けがないため、そのうち疲れ果ててしまい、結局共倒れになります、そうなったら誰が母の面倒を本当の意味でみることが出来るでしょうか?
総てには期限があり、終わりに向かって進むのですが、認知症の介護に終わりはないのです、なので素人に在宅介護は無理なのです。
そして認知症の特徴として、他人の前では取り繕う性格があるので、施設では素直に言う事を聞くのです。
いや、プロにでも在宅介護は無理だと聞きます。
家内へ、今までよく母の面倒をみてくれました、ありがとう。