ズートコミニュケーション万木さん来訪
万木さんと書いて(ゆるぎ)と読みます、今話題となっている、KOI・OTOカートリッヂを製作販売されてる若き代表者である。
最近あちこちの試聴会などで御披露目し、とても評価が高いカートリッヂである。
他で(荻窪の櫻井邸)で聴かせていただいたが、女性ボーカル(ダイアナパントン)が凄く気に入った、ご本人とも実際お会いしている。
流石、商売人、常にポーカーフェイスで爽やかな雰囲気を持っているが、内心はかなりの野心家と踏んでいた。
社名にあるように、彼はズートシムズに惚れ込み、社名にしてしまった程のジャズ好きである。
この方が我が家のtechnics SP‐10Rを、ご自身のカートリッヂをご持参で聴きに来られる。
楽しみであるが、良いところばかりでなく、少しのご指摘みたいなものもほしいが、それはこの際、野暮と言うものだろう。
先ずは使ってきたオルトフォン カデンザブルーから、レンジは広いがおしだしが弱く、中低域が薄いとの事。
やはり現代的な音を万木さんは一発で感じ聴き取っていらっしゃる、流石だと思った。
そしてKOI・OTOカートリッヂ、ジャズを鳴らすため(特にテナーサックス)に作られたと仰るが、クラシックも音が分厚く上手く鳴った。
万木さんはカートリッヂ製造及び販売者である、クラシックも好きなファンが多いので、その音を熟知してほしくてクラシックも複数聴いていただいた。
音の分厚さにびっくりされていた、万木さんはクラシックのカートリッヂも製作されているので、スペックだけで作るのでなく、響きや鳴り方を熟知して欲しかったのである。
知ってて答えるのと知らずに答えるのとはあまりに違うからである、ジャズとクラシックでは楽器も録るマイクロフォンも、まるで違うからである。
それにしても楽しい試聴会でした、KOI・OTOカートリッヂ、優れた音で思わず購入してしまいました。
万木さん本日はお忙しい中ありがとうございます、今度は貴社の音を聴かせて下さい。
今後ともウエスタンスピリッツを、どうぞ宜しくお願い致します。