昔の秋葉原
とにかく楽しい街でした、オーディオ好きの私にとってまるで宝石箱の中にいるようでした。
そしてお昼がとても楽しみだった、美味しいお店がたくさんありました。
今のように大手の店舗は皆無で、みんな個人経営が殆どでした。
喫茶店のランチも美味しかったと記憶しています、今はなくなったり経営者が変わったり何にもなくなってしまった。
そして電気店も次々倒産しました、今残っているのは中国資本になったラオックスとオノデン、様変わりした宝田無線くらいのものです。
正に昭和でした、別の意味で言えば販売員の柄が悪かった、しかしそれが当時の秋葉原だったのです。
ラジオ会館は下から上までほぼオーディオ専門店で、見てるだけで夢がありワクワクしたものです。
そんな時代に秋葉原で仕事が出来た私は幸せでした。