映画と舞台の違い
今日はアナログとデジタルの違い、あくまでも主観であるが、デジタルは映画、アナログは実際に舞台を観ているような感じがするが、皆さんはどのように感じていますか?
映画は大音量だがいたずらにダイナミックレンジが広い、しかし実際に聴いたオペラは総ての音が分厚くどこまでも広がっていく気がした。
そして映画のような作ったサラウンド感は全くない、むしろモノラルのように聴こえる。
つまり実際に聴いた舞台の音は、左右の音はあまり分離していない、それどころか楽器がどこにいるのかよく分からないが生命感がある。
これが本来の生の鳴り方だと思う、しかしCDの鳴り方はかなり違う、音質だけを聴いていたら確かにアナログでは鳴らないような、スペックの高い音質を聴ける、しかし音が薄いのである、生命感が希薄。
そして固くのびのびとした自由さがない、まるでそこで人生をスッパリ切られてしまったかのような感じがする。
私は映画を否定するつもりはない寧ろ大好き、ただデジタルとアナログの音質を表現するのにピッタリな気がしたので、 題材にしたのである。
映画ファンの方々にお詫びする。
しかし、決まったものしか映らない映画を観るより、私はやはりアナログでそのサウンドトラックを聴いた方が楽しいと思う。
オーディオの帯域バランスが崩れてなければのお話になるが、本物そっくりの舞台の音質がアナログは聴けるのである、沢山の方に聴いてみてもらいたい、ただそれだけである。
アナログ、デジタル、それ以前に一番大切なのは帯域バランスである。