レコード
新たに東洋化成と言う会社で、カッティングされている、アナログが再び見直されて来ている証拠である。
若い世代の方々は、テレビで観たり聞いたことはあるでしょうが、あまり興味をしめさない。
しかし極少数ではあるが、若い方々もアナログの音の良さに気がつき、購入されてる方も増えて来たようだ。
その音とは世間で言われてるような、暖かみのある音とは違うのです、鮮やかで鮮烈な聴きやすい音である。
ようはCDのように音が耳の周りに絡まるような事はないのです、一斉に鳴った楽器や肉声の分離の仕方が、ハッキリしています。
ラッカー盤を180度に熱し、そこに熱した塩化ビニールを強く押し当てプレスしている。
ラッカー盤の寿命は二千枚と聞いた、最盛期は一枚のラッカー盤で一万枚位は、プレスしていたと聞いた。
そのラッカー盤は、新しい程録音がいいと言う事になるのである。
つまりばらつきがあり、一概に製造ナンバーなどでの良し悪しは分からないと理解出来る。
なので新品未開封のオリジナル盤の音が、最高に優れている訳ではない。
セカンドやサードでも、とても音のいいレコードが存在するのも理解出来る。
いいレコードを手に入れる事が出来るのかは、個人の運にもよると思える。
新しいからいい、古いから良くない、そんな定義はないようである。
そこがアナログレコードなのだと思う。