現代のスピーカー
ずっと考えていました 、現代のスピーカーは何故だかスーパーウーハーのような低音なのかを。
単に私のように音楽だけを聴くのが目的でないマニアさんがいらっしゃいます。
つまりAV、オーディオ&ビジュアルではないでしょうか、大きな画面で映画を観ると、サラウンドシステムにしたくなります。
つまり映画を観るためのサウンドです、映画はシンセサイザーを使い、とても面白い音を作っています。
音の広がりや画面の中の現実に入ったかのようなリアルな音の表現や、重低音が聴きたくなります。
せっかく大きな画面で映画を観るなら、音にも拘ろうと揃える方の為にも低音の再生帯域を広げた結果だと感じます。
私は個人的にアルテックのA‐7やA‐5も好きなのですが、いくら映画館で使われていたとはいえ、それはかなり昔のお話し、今の映画を再生しても、スーパーウーハーを繋がないと重低音は鳴りません。
映画は1980年代から重低音が入るようになり、2000年以降は年々音が肉厚で広くなっています。
そしてデジタルの録音技術も発展し、更に低い音階を再生するスピーカーが必要になったのだと感じます。
それがネットオーディオでは更にハッキリします、ウエスタンスピリッツのようなビンテージスピーカーでなく、現代のスピーカーならば、更にその素晴らしい音を聴く事が出来るのです。
床屋さんとのお話がやっと繋がった気がします、現代のスピーカーは付帯音が少なくレスポンスに優れているのはそのためだったのではないでしょうか?
音楽を聴くためのビンテージスピーカー、映画も楽しめる現代のスピーカー、同じレベルで語ってはいけないのかも知れませんね。
いくら年代が違うとは言え、あまりにも音が違うのです。
ウエスタンスピリッツの音は、端正で重厚で渋い、現代のスピーカーは、レスポンスに優れ、余計な響きが付かず、再生帯域がとても広い。
但しどちらにも長所と短所は確かにあります、しかしブログでいちいち書く内容ではありません。
皆さんオーディオを楽しんで下さい。