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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
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マランツCD‐34を二台修理した


ずっとお休みしていた、同じマランツのSA7003をCD‐72aが壊れたので、その代用で使って来たが、どうにも音に元気も気品も解像度もなくボケてこもっている。

なので名機のCD‐34を試しに聞いてみようと繋いでみたら読み込まない、よしっ!!修理しようと思った。

シャーシをあけ中を見た、まだ綺麗であるが、徹底的に清掃をした。配線の端末も総て抜いて和光のチタンオイルで接点を徹底的に磨いた。しかし、まだ読み込んでくれない。

今の基盤とは違いCD‐34は裏に付いてる部品とグランドが繋がるグランドまわりの半田の劣化が経年変化で多いのである。

上下の基盤全部で二十ヶ所ほどあった、そこを総て半田のあげ直しを行った結果、読み取りスピードは格段にあがった。

このCD‐34は過去にかなり改造をしている。電源スイッチとヒューズを飛ばし、ウエスタンスピリッツの電源ケーブルがダイレクトにトランスに繋いである。だから電源を切るときはコンセントから抜かなければならないが、電源スイッチとヒューズ飛ばしはかなりきくのである。

そして、出力ケーブルをウエスタン0.6ミリ裸単線を基盤から配線している。

そして付いていないピン端子を付ける為、シャーシにドリルで穴をあけてスイッチクラフトの端子を付けてある。内部配線もウエスタンスピリッツオリジナルで配線を取り替えてある。

改めて聞いてみたが、全く時代遅れ等ではない。流石に高域特性は少し劣るが、あまり気にならない。音の切れが良く早い、低域の解像度が高く、音が分厚くこもる事はない、今のCDにはない魅力的なサウンドである。

アナログレコードを聞いてる様な穏やかで鮮やかな重厚な音が聞けた、マランツCD‐34は、伝説どおり圧倒的な音である。マランツCD‐15やフィリップスLHH‐500RやLHH‐800Rに代表される様な骨格のある太い濃厚な音の作りである。

最近のSACDはエソテリックを覗き、音がガラリと変わってしまった、少しなんとかならないものだろうか。

やはり今回新たなリッツ線への配線交換や機材の下や、スピーカーの下に赤タモの集積材を二枚敷いたので、以前とは違う答えが出たのだと思った。リッツ線はやはり1)のノンシールド絹巻きタイプが一番聞きやすい。

一時間鳴らしているとだんだん音がこなれてきた。CD‐34は、ピックアップの目がガラスなのである、そしてベルギー製である。現代のCDはある意味、未だに追い付けないのではないだろうか。

音のプロたちが採算度外視で作った当時の心意気を強く感じる。まだ景気は良く、オーディオブームの絶頂期である。そして、音に気品がある。

今日は、預かっていたお客様のCD‐34も含め、二台修理をした、どちらも快適である。

なおして良かった。

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