たまには大きな音量で鳴らそう
とある方から連絡があった。家中の住民から多少の苦情にはなったが、夜中にかなり大きな音量でオーディオを鳴らしたら、次の日情報量が増えて穏やかなクリアーな音になったとの事である。
私も以前はたまに同じ事をしていた事があったが、最近牙が抜けたのか穏やかに鳴らしている。
そのお話に一理あると思い、やってみた。オーディオも人間の体と同じである。たまには痛みを伴う位の領域まで、関節を動かしたり回したりしてないと固くなってしまう。
次の日全く違う鳴り方になっていた。固さがなくなり音の角がとれて、振動板の動く領域が増えたといおうか、聞いていて楽になったのがわかる。
そして普段使ってないボリュームの接点を使う事で接点不良も改善される。
いつもプリアンプの電源を入れる前に総ての接点を動かす様にしているが、たまには大きな音量でオーディオを鳴らすことも必要なようである。
小さな音量でばかり聞いていると振動板があまり動かないので、音がボケていることが分かった。
オーディオもたまにはストレッチみたいなものが必要だと思う。やってみて欲しい、一晩でえらい違いである。