アコリバ クォーツレゾネーター QR‐8
正確にはアコリバではありません。ACOUSTIC REVIVE Quartz Resonator QR‐8 共振や付帯音が気になる所に軽く張り付け、そのものの共振点を変化させ、音質改善を狙おうと言うオーディオアクセサリーである。そして、その効果は実に絶大である。
これも千葉のIさんが見付けられた商品である。前々回試聴に来られた時、六個ご持参され、そのままお借りしていたのだが、効果があまりに素晴らしいのでそのまま購入した。
そして、アマゾンで個人的に購入した16個が届いた。しかし、この商品のとても残念な所は、水晶体の裏に張ってある両面テープが直ぐに駄目になり、粘着力が落ちる事である。
大きめのホームセンターへ行き、色々両面テープを購入し試してみたが、水晶体がツルツルしていて上手く張り付かないのと、上手く張り付くスコッチの強力なタイプは素材が違う為、効果が激減してしまうのである。
本日新しいのが届いたのでそれを一つドライバーの後ろを張り直したが、やはり効果は絶大である。
購入すると両面テープのスペアーは付属されてるのだが、あちこち試したいので、もっとたくさん入れて欲しいと思う。
この水晶体は張り付ける場所によって効果がかなり変化するのである、今商品に付属されてる両面テープの量では直ぐになくなってしまう。
その両面テープをよく観察してみると、和紙の素材が使われている様であるが、一般のお店ではなかなか手に入らない特殊な両面テープの様である。
多分この水晶体は、そのテープで張り付けないと効果が変わってしまい意味がないと思う。
何度試しても、スコッチの強力テープでは結果はよろしくないのである。そして他の強力な両面テープを張り付けてみても、張り付かず歯が立たないのである。
水晶体を洗剤で洗い、エタノールで脱脂してみても全く張り付かず、とても残念である。値段が上がっても良いから、もっとたくさんスペアテープを入れて欲しいと思う。
音の変化はこうである、付帯音が減り、音の分離が自然になり低音が引き締まる、よって音が奥から強く前に出る様になる為、明らかに低音がセンス良く増えて聞こえる。そして音が濃くなり、再生帯域が広がる。
何処に張るのかセンスが試される事になるが、ドンピシャ来れば、その効果は素晴らしい。同社の低周波(7.83Hzシューマン共鳴波)発信器とあわせて使うと、更に効果は絶大である。
早速取説どおり、リスニングルームのスピーカーの後ろの壁に一つ、スピーカーの上の天井に左右一つずつ、天井の真ん中辺りに左右一つずつはってみた。スピーカー横の壁にも左右一つずつはった。
そしてリスニングポイントの真後ろにある鉄扉の真ん中に一つ、左右のスピーカーボックスの内側横の真ん中に左右一つずつ、MCトランスの電源つまみの真ん中に一つ、CDプレーヤーのトレイ前面の真ん中に一つはってみた。
一ヶ所張り付ける度に音は歪みが減り、クリアーになっていった。鳴らしておくとその変化は先に書いた様に更に色濃く効果になって現れて来る。
そして最後にホーンが広がり始める所に張り付けていた活性炭(アクアリューム用)を取り去り、上の部分に左右一つずつ張り付けてみた。
遥かにクリアーな自然な鳴り方になった。やはり活性炭は音が重かった。
壁や天井にはった小さな水晶体は目立たず、嫌らしい部屋固有の残響を消し、素敵な響きだけを残す、そんな感じである。
これを買わなきゃ死んじゃうよ、その位凄い商品である(笑)
今回張り付けてみた中で一番変化を感じたのは、スピーカーボックス内側横の真ん中である。少しモヤモヤしていた定位がスッキリ決まった。
それにしてもアコースティックリバイブ社とは、久々に世に出てきた素晴らしい会社だと思う。インチキな商品が多い中、本物中の本物を追及された会社だ。これからももっと私を驚かせて欲しい。
ありがとう、アコースティックリバイブ。
一見オカルト的に感じるのかも知れないが、理論はしっかりしている。オカルトでも何でもない、貼ったら直ぐに分かる。この差が分からないのであればオーディオを突き詰めるのは無理だと思った。