ウエスタンスピリッツは、注文を受けて一ヶ月間モニターケーブルを無料で貸し出しをしている。
しかし、最近、売れずにただ帰ってきたケーブルが二ヶ所あった、私は貸し出したお客様樣へ、今後の参考の為にアンケートを同梱している。一件目は、そのアンケートには何も悪い事は書かれていなかった。
ただ、感謝の気持ちを私に伝え、帰って来たのだ。
二件目は、ピンケーブルを繋げるとうるさく、スピーカーケーブルと合わせた時に上手く鳴ったと、メールがアンケートのかわりに来たのだ。
それは、ウエスタンスピリッツケーブルに限らず、どこのメーカーのケーブルも同じだと思う。
自分だけが長く借りてる訳にはいかないと、早々の返却、私は一ヶ月努力してもっと聞いて欲しかった。
う～ん、である。
ただ貸し出したのでは、ご利用だけになってしまうのだと気付いた。
私のお客様のみなさんも今は違うが、以前はそうだった、ピンケーブルの音がうるさい？そんな音になる筈がない、アポイントをとり、私が実際に出かけて行くと、みんなただ、繋げ変えてるだけだった。
その他のケーブルとの兼ね合いもあった。
セッティングも全く駄目だった。
私の鮮やかな音のケーブルに変更すれば、セッティングの粗がモロに出るのだ。そうか、みんなやっぱり分かってないんだと気付いた。
音を良くするのでなく、努力をせずに、繋ぎ変えるだけで好みの音にしたいのだと、でもその判断基準はおかしい勘違いしている。
本物は更にその上にある事を分かる人はいないのだと分かった。
私はよく、ケーブルやカートリッヂのインプレに行く、当然同じ条件でどこもただケーブルやカートリッヂを変えてるだけだ、その時に飛び入りで私のケーブルを繋がせてもらう、みんな驚く、ケーブルを作っている人達がケーブルでこんなに音が変わるのをはじめて聞いたと。
ヤバイなこのケーブルはとみんな聞いて驚いている。作ってる人達は流石に気付くのだ。
みんな大丈夫かな？私は思ってしまう。
つまり普通のオーディオマニアは、自分の所有しているケーブル等で音を自分なりに勝手に作っているのだ、そこに、本当は鮮やかな、エネルギーロスの少ない音の、ウエスタンスピリッツケーブルを繋ぎ変えても良い結果はでないのだ。
ようはみんな音を売る人から買ってないと言う事が分かる、これでは分かる筈がない、私がいくら無料で貸しても、音質を聞いてるだけで、自分では何にもしてないのだ。
これでは絶対に分からない。
やっと気付いた、これからのモニターケーブルは関東近辺の方は私が直に伺おうと、そう思った。