音を改善したいなら鳴らないレコードを聞いて下さい
そして、なぜ上手くおもしろく鳴らないのかを考えてみて下さい。貴方は必ず、いつかエネルギーロスに気が付くはずです。
しかし、ご自分のシステムは鳴っていると思い込んでいるため、あまり他で聞かないでしょう?
なので、なかなかご自分以上のシステムを鳴らされてる方に出会わないのです。
オーディオは勝ち負けではありません。上手く鳴っているかどうか、ただそれだけなのです。
そう、素敵な低い引き締まった低音が鳴るかどうかです。その低音とはとても部屋で鳴ってるとは思えないような、外から聞こえてくる様な格好いい音なのです。
つまり、その素敵な低音が鳴っていると言う事は、その上の帯域も総て整って鳴っていると言う事です。低音だけが突出して鳴るわけではありません。
特にジャズのレーベルのUSA盤のGalaxyです。私はこのレコードレーベルの音はつまらないと思い込んでいました。
上手く鳴っていない頃のウエスタンスピリッツでは、聞いてて全然おもしろくなかったのです。しかし、最近は低音がしっかりしたので、全く別物のレコードになったのです。
同じレコードを聴いてるのに、まるで音楽が変わる、違う曲に感じる。正にこの言葉がピッタリです。
そして、そのレコードをあちこち持参して聞いてみても、ウエスタンスピリッツの様に鳴らない事に最近気が付いたのです。
全帯域が整って来ると、良いレコードは更に良く、つまらないと思っていたレコードも以前と全く違い、とても楽しい、これを毎日驚きながら体験しています。
今まで、ブッツリ切れているように鳴ってなかった低い低音、これを鳴らさずして死んでいくのは、実に忍びない、ウエスタンスピリッツはそう考えるのです。
鳴らない音階は、スピーカーの口径にもよりますが、やはりエネルギーロスが一番の原因と思います。
しっかり聞き込んでから挑戦しましょう。
では、また明日。