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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

TELARC オルフ カルミナブラーナ

私は、個人的にTELARKと言うレコードレーベルを、昔は馬鹿にしておりました。録音も大袈裟で、指揮者や演奏が大したことないと話される方もいらっしゃいます。でも違います、テラーク盤をつまらなくしているのは、再生するこちら側だったのです。

テラークは、どこまで録音出来るのかを限界まで挑戦したレコードレーベルです。

しかし、今になっていかに素晴らしいレーベルだったかに気が付いたのです。このレコードは、機材そのものの実力も要求されますが。

難しいのは二点、ターンテーブルの緻密なセッティング技術(絶対水平で、しっかりした設置)と、何よりトーンアームの微調整にあります。

これらが、何処か一点でも決まってないと、音が飛んだり、低音が歪んだりします。時には、カートリッヂのカンチレバーが破損したりします。ウエスタンスピリッツは豪快に繊細に、クリアーに太く、色濃く広がりと奥行きを伴って鳴ります。しかし、全くうるさくはありません。

TELARKは、優れたレコードレーベルだったのです。貴方のシステムは、しっかり鳴りますか?

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