至宝のサウンドへ
また異様に鳴りはじめました。
こんな音は何処に行っても鳴っていない。遂にそこまでは鳴りました。今年は更にスピーカーのセッティングを決めて、もっと見えるかのような、更にフォーカスの決まった鳴り方にしていくつもりです。
その為には、友人Nにご足労願うしかありません。一人で決めようと思いましたが、やはり私には無理なようです。
やはりNがリスニングポイントで聞いて、私に指示をしてくれる、私はただNに従い、僅かずつスピーカーを動かす。ただこれだけの事なのですが。
ウエスタンスピリッツは、オールホーンのスリーウェイスピーカーシステムなので、指向性が鋭く、なかなかセッティングが決まらないのです。
今は左右のスピーカーをほぼ同じ左右対称に置いてるので、セッティングは1㎝の範囲内の、最後は㎜単位以下の移動になるでしょう。
左右を絶対モノラルにして耳で聞いた時に、妥協なく真ん中の縦一列に奥行きを伴い総ての帯域を鳴らさなくてはなりません。
一般的に、みなさんが疑いもせずにやられている内振りセッティングで、二等辺三角形の頂点で聞くなど、全くのでたらめセッティングです。
内振りセッティングをすると、特にホーンスピーカーは、レンジが狭くなり、ドライバーがうるさくて聞くに耐えません。実は現代のハイエンドオーディオも全く同じなのです。
低音も伸びず、解放感のない、中域重視のつまらない音になります。音と言うものは見た目通りにならないものなのです。
せめて内振りセッティングをやめるべきです。二本のスピーカーは、左右対称に平行に置くのが当たり前です。
それでまともにならなければ、余程変わった思考で聞かれているか、システムのどこかがおかしいか、見た目だけに慣れてしまっているか、余程特性の悪い部屋だと言わざるをえません。
とにかくセッティングは、凡人には一人では絶対に出来ません。Nの様な異常な感性が必要になります。
ステレオである以上、二本のスピーカーを音楽を聞いた状態で左右揃えておかなければなりません。