深夜の小音量再生
一旦22:00にベッドに入ったが寝付けず、22:35に三階のリスニングルームへ上がって来ました。
今の時期、関東は乾いていて寒いです。部屋の温度は15℃になっていました。北海道生まれの私でも、やはり寒いものは寒いのです、55歳ですから。
さて、お話はオーディオの事ですが、夜の防音された部屋の中は静まりかえり、その張りつめた空気の雰囲気が尚更寒く感じ、音の密度も濃い感じが致します。
今日はアナログしか聞きません、最初に手に取ったレコードは、マンハッタン・ジャズ・クインテット ライブ・インTOKYOでした。
どこまでも夜の静寂の中に吸い込まれて行くようで、痺れる様な透明感のあるレコードが聞きたかったのです。
と思いきや、今日は昼間から一度もオーディオに電源を入れてなかったのです。カートリッヂもこの寒さでなかなかダンパーが緩んでくれず、音も最初はボケボケでした。
レコードを片面かけた頃から、やっと音が少し目覚め始めた様です。だんだん楽器の定位が小さくなってきました。
やっと、LEW SOLOFのトランペットも吹き上がり、EDDIE GOMEZのウッドベースもかっこ良く沈んで来ました。あっという間にAB面は終わってしまいました。
さてこうなったら、ナイジェリアン・マーケットプレイス オスカー・ピーターソン・トリオです。ナイジェリアン・マーケットプレイスもミスティもワルツ・フォー・デビイも抜群に綺麗な音で鳴りました。
もう、オーディオが鳴っているとは思えません。それにしても、これって本当にJBLの音なの?とてもしっとりしています。
やはり私は、ピアノトリオが好きです。たまには深夜の小音量再生も良いですよ。
おやすみなさい。