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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

無半田のピン端子

以前、種類がたくさんあったので全部購入して、試してみました。結論からお話ししますと、音は全滅です。

ただ、端末をネジで圧着して留めてるだけなので、数日で緩み、音は常に不安定なのと、半田付けと違い、常に端末が空気に触れ、酸化を起こし接点不良になります。

音は、明るく薄く粗く軽い嫌らしい音になり、それを好きな方は、それがクリアーな音と勘違いする様です。全くクリアーではないのです。

理屈はどうであれ、薄っぺらい音はいけません。

半田はたくさん種類がありますが、音のために良いのは、染み込みづらく多少技術が必要になりますが、イギリスのエルジンか、アメリカのナッソゥの古いタイプ(1940年代)の脂入り半田です。

その遥か下にUSAのキースターがありますが、染み込み安く作業ははかどりますが、音質はかなり落ちます。

端子は、スイッチクラフトのシルバー(3502A)に限ります。音に気品があり、落ち着いていて食い付きが良く、あまり錆びません。

ご存知の通り脂(やに)はフラックスです。熱が冷めれば硬化を始めます。溶けやすく早く固まるのです。音も落ち着いていて一度使ったらやめられません。

是非お探しになり、使用してみて欲しいと思います。

特にプロの方へ、無半田の端子は、使わない方が良いと思います。分かる人には濁った音質は直ぐに分かります。

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