自作ケーブル派の方々へ
私は、今年の七月で56歳になります。
そして、私が妥協なく優れたケーブルを作る事が出来るのは、後十年位?と思っております。細かい作業なので、視力が心配なのです。
みなさんどう思いますか?しかし、ウエスタンスピリッツの核はまだこの世にたくさん存在致します。
色々なウエスタンワイアーでケーブルを自作されてる方達です。私もそうでしたが、様々な作り方をされています。一言アドバイスします。
二芯シールドが一般的ですが、みなさんはホットと合わせてグランドにもシールドを被せています。これは意味がありません。作り方によりますが、シールドをホット側だけにすると音が滑らかでクリアーになります。
シールドは最後の寸前のところでカットして浮かせる事です。つまり、入り口です。エンド側のグランド(マイナス)と繋がり入り口で浮かせる事です。
何度聞いてもその方向がベストです。
もう一つ、ホットとグランドは平行を保ちながら、強く引き締まっている事、これはスピーカーケーブルにも言える事です。
だからウエスタンスピリッツは絹糸を強く巻いて作るのです。スミチューブや絹の帯状の素材や和紙では、引き締まり方が弱いのです。スミチューブで作ったケーブルの音は、甘く力なくうるさくて汚いのです。
ウエスタンスピリッツでは、スミチューブは、左右の色分けと、ケーブルの方向性を示す為だけに使っております。
そして、各自もっともっと工夫してみて欲しいのです。そして、人の真似をせず出来る限り綺麗に作って欲しいのです、もっと個性が欲しいのです、癖ではありません。
ウエスタンスピリッツの、リッツ線平行絹巻きシールドケーブルを聞いてみて下さい。色々書いて来ましたが、根本的に他のケーブルとは全く違うのに気が付く筈です。
>>WESTERN SPIRITSのモニターケーブルは、こちら
自作ケーブルは面白いものです。