ボリューム付きのCDトランスの音
旨味の様なものがなく、聞いていて退屈です。しかし、例の如く私が鳴らせないだけなのかも知れません。
今は修理に出しているNIKKOのプリを繋いだ時の様な、感動がないのです。つまり、色気みたいなものが全くないと思っていたのです。
10日ほど繋いで来ました、やはりトランスは魔物です、次第に美味しい音に変化して来ました。
私はこれを、千葉のIさんから教わり、何度も経験して来ました。
オーディオはとにかく時間がかかるのです。ネットワークに使ってるムンドルフのコンデンサがその代表格でした。
スタジオの様にパワーを入れる事が出来ればもっと早くに馴染んだと思いますが、ウエスタンスピリッツでは、慣らすのに二年はかかりました。
それが、他に行った様々な音質改善と、同時に馴染んで来るのです。しょっちゅう何かを入れ換えていては分かるものも分からなくなってしまうのです。
アンプやCDプレーヤー等の機材ならば、百~二百時間も鳴らせば、馴染みますが、ネットワークのコンデンサはなかなか馴染みません。
MCトランスやCDトランスや電源トランスは、なかなか馴染んではくれないものです。
もう少ししたらウエスタンスピリッツは、長年否定してきたスリーウェイマルチに挑戦致します。
ネットワークを構築できて、標準の音を理解出来た今ならば、更なる可能性がマルチにはあると思いますが、やはりマルチ駆動システムも地獄の一丁目と言う事ですが、ウエスタンスピリッツは三台の同じパワーアンプを揃える事が出来ました。三台目のNIKKOのパワーアンプが今日届いたのです。
それにも、馴染みがあります、どうなる事やら(笑)
今、プリアンプの修理待ちです。
今回のレベル調整付きのCDトランスも馴染んで来ました。さっぱりした音ですが、しっかり作られているので、プリアンプとは違いますが、なかなかです。