船橋のIさんのご試聴
約五ヶ月ぶりのご試聴でした。プリもCROWNのIC‐150AからNIKKOのC‐203にかわり、パワーもGASのアンプジラからNIKKOのM‐204にかわりました。
ウェスタンスピリッツのシステムが、マルチにかわる前に、是非聞いていただきたくご足労願ったのです。
Iさんのシステムは以前の私とほぼ同じシステムなので、違いはアンプだけです。なので直ぐにNIKKOの音を掴まれた様です。
ハッキリしていて、音の分離がよく、上品で品のある音になったと驚いていらっしゃいました。
「やっぱりアンプは肝心なんですね」と話されておりました。
マーキュリーの復刻盤の、シュタルケルのバッハ無伴奏をご持参されたので、聞かせていただきました。
床の振動まで録られていて、とても素晴らしいレコードでした。それにしても凄い低音が入っていました。
ウェスタンスピリッツも遂に、ここまで低い低音をしっかり再生出来る様になったか?と思いました。
そして、CDも一枚ご持参されたので、聞かせていただきました。バーンスタインが晩年に振ったドヴォルザークの新世界で、音の良い一枚でした。
あまりに素晴らしいので、最後まであきもせず聞いてしまいました。あっという間でした。
IさんはNIKKOのアンプを、えらくお気に召された様です。「長い間聞いていても疲れない良いアンプです」と、話していらっしゃいました。
それにしても、今日Iさんから頂いた一枚のレコードは素晴らしかったです。特にヴェートーベンのGROSSE FUGE IN B FLAT,Op.133(a)は、ヴェートーベンらしからぬ綺麗な旋律で、不思議な幻想的なシューマンの様な曲でした。
ドイツグラモフォン盤で、指揮者はカラヤンで、ベルリンフィルです。素晴らしいレコードをありがとうございます、ずっと探していたのです。
Iさん、涼しくなり、マルチになったらまたお越し下さい。楽しかったです。