スリーウエイマルチの鳴り方
やっとパワーアンプとチャンネルデバイダーを設置する、マルチのラックが完成し、少しの間ケーブルの長さが足りないので、足りないぶんを赤黒ケーブルとジョイントさせて、短いリッツ線絹巻き平行スピーカーケーブルで聞いて来ました。
そして、JBL LE85のダイアフラムRADIANが届き、しっかりとしたスピーカーケーブルにて取り付け完了、総てウエスタンスピリッツのケーブルが配線され、スリーウェイオールマルチの完成です。
まだ低磁束ノイズカットトランスが繋がっていませんが、注文はしてあります、なので100%ウエスタンスピリッツサウンドの意図する状態になったとは言えませんが。
総てにウエスタンスピリッツのリネン巻きケーブルが繋がったのです、スピーカーケーブルをジョイントしていた時の音とは全く比べ物にならない位滑らかです、情報量も違います。
スピーカーケーブルもやはり、素材はピンケーブルと同じで、シールドをかけてないだけです。
このリッツ線は、0.12㎜皮膜単線108本をホット(プラス)に使用、グランド(マイナス)は1.6㎜PEW単線を一本、これにグランドだけリネン巻きして、ホットとグランドを平行に合わせてハーネスしてあります。
このケーブルはデザインは無視して、音の為だけに作ったのです、今販売モニターしているものと被服は違いますが、後は同じ内容のものです。
手前味噌になりますが、鋭くも柔らかく音の良いケーブルだと思います。
ウエスタンスピリッツに於いてはたまたまマルチは成功したと思いますが、マルチは総てのシステムに万能ではございません。
私なりに理論はありますが、この場で語るべきではないと思います。
色々な事をされてる方もおられて、絶対はないですからね、けれどオーディオは下克上の世界、良い音を鳴らした奴の勝ちです。
それにしても、マルチシステムは調整がとてもしやすく変幻自在です。
ウエスタンスピリッツはマイナス18dBでベストなクロスとなりました、ウーハーとドライバーは700Hzドライバーとツィーターは8000Hzでクロスさせました。
しっかりした音になりました、後は低磁束ノイズカット トランス五台を待つのみです。
それでもまだ問題は山積しており、オーディオはまだまだ終わりではありません。後はこちらの技量にかかっております。
オーディオはレベルが上がれば、必ず次の粗が出て参ります、それを自分なりに確実に改善していく、そんな趣味だと思います。
マルチにして良かったと今は思います、しかし、地獄の一丁目なのかも知れませんね。