K‐01Xの再生能力
我が家に届いてからまる三日、つまり72時間ずっと色んなジャンルのCDをリピートさせて聞いて来ました、音は加速度的に良い方に変化致しました、そして今は話せませんが一つの答えが出ました。
頭では理解していたつもりでしたが、まさかこれ程の実力だとは思っていませんでした、実に素晴らしい。
上手く鳴っていないアナログならば、完全に罵倒されます、やはり優れたMCカートリッヂの音に似ています、どんな音かと言いますと、綺麗な音だけれど重心が低く落ち着いていて品位が高く、安物の様に舞い上がらないのです。
しかし、音像が小さいのです、バランス出力端子もついておりますが、ウエスタンスピリッツでは、RCA端子に繋げて聞いております。
物凄くエネルギッシュでフレッシュで、品格が高くストレスを全く感じない、素直な音を聞けます。
驚くべきは低音の再生能力です、今まで聞こえていなかった低い低音が色濃く、スピーカーが鳴っているとは思えないくらい軽々と鳴るのです、あまりのエネルギーに時おりゾッとします。
ウエスタンスピリッツはJBL4560BKAで、ウーハーが130Aです、普通はあり得ないのです。
ずっと色んなジャンルのCD盤を、止める事なくリピートさせて聞いて来ました、もう少し慣らしが必要と感じますが、ずいぶん落ち着いて来ました。
今まで何人かの方からご指摘をうけていたとおりでした、人の話は素直に聞くべきと痛感しました。
でもマランツのCD‐72aを何とか鳴らそうとした努力は、無駄になってはいません、寧ろ基礎がしっかり出来上がっていたので、K‐01Xにして更に良い結果に繋がったのだと思います。
正直お店で聞いた時の何倍も情報量があるのです、Esoteric K‐01Xの実力は色々聞いて知ってはおりましたが、本当に妥協なく作られていて半端ではありません。
同じCD盤を聞いてるとは思えません、総てがそうですが特にクラシックの弦楽四重奏の鳴り方が「曲が変わった?」と思うくらいに違うのです、思わずジャケットを再確認してしまうのです。
コンサートホールで聞いた生の音に肉薄しています、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの音そのものなのです、CDにはかなりの情報が入っていた事が初めて分かりました。
ロッシーニが素敵に鳴っています、なのでずっと退屈だったCDがあっという間に終わってしまうのです。
ひたすら穏やか柔らかな鳴り方です。
当然交響曲、オペラ、ジャズ、ロック、ヘビーメタル、フュージョン、Jポップ、和楽器、何を聞いても違和感ありません。
これから鳴らし込めばどんどん良くなる事でしょう。