値段なりのもの
ウエスタンスピリッツは、一部ハイエンドへ移行です、写真にありますESOTERICのCDプレーヤーK‐01Xと、マスタークロックジェネレーター(ルビジューム動作)G‐01は最高のコンビです。
私の今までの人生の中で、戸建ての次に高額な買い物でした、新車が買える金額ですが、家内と仕事を最優先にして話し合い、現金でこちらを購入しました。
色々なところから様々な情報が入る様になり、初めは否定的だった私も、さすがにハイエンドを認めざるを得なくなりました、もう往年の名機は経年変化で駄目になっているからです。
実際に購入出来る立場になり、購入してみて、これ程までに音質や機能が違うのを初めて思い知らされました、まさに別格です。
お値段は調べてみて下さい単独のCDプレーヤーの中では最高級品です、これ以上はセパレートになります。
過去に書きましたが、品格がないので値段は省かせて頂きます、やはり作りがここまで違うとはっきりと音に差が出ます。
そして話は変わりますが、基準は各々でしょうが、その中でも世界中でも誰もが認める指折り数えて、六つの指の中に入る名だたるワインやシャンパーニュを同じものを何本も実際に購入し、飲んでみて分かったのは、値段イコール味なのです。
安くて美味しいものはあまりないのです(フランスのシャブリや、イタリアのソアベの辛口は別格)、総ては値段なりの味なのが分かりました。
違いは同じものを何度聞いても、何本飲んでも、やはり値段イコール香りと味と音の違いであり、奥ゆかしさなのです、日本酒も焼酎も同じですが、決めるには多少の経験が必要です。
私は資本主義のこの国に生まれ、これら一流を味わえた事を幸せに思うと共に、みなさんにもこの紛れもない真実を知って欲しいと思いました。
本物は全く違うのです、美味しいものや、良い音を鳴らせる機材はある程度の値段がするのです。
しかし、オーディオは少し違うと感じました、本物を知った上でやり方次第では更に上をいけます、つまり努力次第では多少値段を落としても、越えるのは無理ですが、ハイエンドへ少し近付く事が出来ます。
本物を知ったその上で、多少のコストを落とす、これがやはり基準とコンセプトやポリシーがあって初めて品格の高い説得力があり、伝わる事なのだと思います。
自分が何にも分かってなかった事を、私はやっと素直に受け止める事が出来る様になって来たのかもしれません、がしかしこれは言い訳ではありません、私は本当の意味で少し強くなったのだと思います。
私は自分で話すのも馬鹿な話しなのですが、鼻っ柱が強く、良い性格ではなかったと思います、しかし最近総てが好転して来ました。
己にプライドは持たず、己の作ったものにプライドと責任を持つ事にしようと思うようになりました。
なので本物を知り、使ったり飲食したいのです。
オーディオもおなじなのです、私はプロです、なぜそれを使っているのですか?ただ単に「私が気に入ってるから」では駄目だと思うのです。
機材が良くても鳴らず、セッティングだけでも上手く鳴らず、中途半端ならなお鳴らず、これが正にオーディオなのです。
誰が聞いても良いか悪いかそれだけなのです、オーディオはただ自分が聞いて良くても、他人が聞いて良くなければ駄目なのです、オーディオに興味のない第三者が聞いて楽しくなければ駄目なのです。
私はそこに多少のお金を使ってみたのです。
銭はあっても経験や基準がなければ、また多少の銭がなければオーディオは出来ません。
とにかく鳴らしてる音が良ければ結果オーライ、でもいくらでも上は存在します、勘違いしない様にして下さい、当然書いてる私より更に良い音を鳴らされてる方も現に存在します。