Technics SP‐10MKⅡ
部屋が暗くキャビネットが上手く写りませんでした。
今でも世界的に有名で、日本のターンテーブルの名機と言えるでしょう、イギリスのBBC放送局もガラードからSP‐10MKⅡに変更されたのは紛れもない事実です。
電源部が分かれており軸受けが強く、回転が正確でトルクが強く僅か0.25秒で定速になり、33、45、78回転の再生が可能です。
このターンテーブルはオリジナルのラバーマットでなく、SAEC(サエク)の特殊硬金のターンテーブルマットSS‐300が合うのです。
私は、キャビネットを決める際に、大阪ケーブルのレッドコンソールとTechnicsのSH‐10B3を両方購入し聞き比べ、SH‐10B3にしました。
理由は付帯音が適度に少なかったからです、レッドコンソールは悪くはないのですが、鉛の鈍い音がしました。
プレーヤーの下はハウリング対策として、板(赤タモ)を20㎝の厚さに敷いてあります、おかげでハウリングマージンは充分にとれています。
そして、付属のゴムのインシュレーターは音が鈍るので特殊に加工した青黒檀を下に三個敷いてあります。
色々試したあらゆる木材インシュレーターの中で、アナログプレーヤーの下には青黒檀が一番自分の感性にしっくりきたからです。
青黒檀は音に浸透力があり、クリアーな音です、但しCDプレーヤーの下には合いません、CDのキャラクターがもろに出てしまい、人工的な固い音になってしまいます。
とにかくSP‐10MKⅡはゴロもなく素晴らしいターンテーブルです、下がしっかりして水平に設置出来る事が条件になりますが。