デジタル
色々語って来ましたが、デジタルについて書きます、私は以前、自分がたいした機材を使ってこなかったので、CDを否定して来ました、中古に埋もれ気付かなかったのです。
先ずは答えを出さなければなりません、これが総てではありませんが、値段イコール音質です、しかし高額でなくても、いつか更なる技術の進歩で良いものが作れないものかと密かに期待しています。
今のところ確かに安くて良いものは作れません、しかし音作りに於いて私は少し違うと思うのです。
去年の暮れにウエスタンスピリッツは、アンプを注文する前に、デジタルを完成させようと、EsotericのK‐01XとG‐01CDプレーヤーとマスタークロックジェネレーターを購入しました、多分、日本製の単体のCDプレーヤーとマスタークロックジェネレーターの中では最高峰だと思います。
動作と音質は常に安定しています、不具合は一度もありません、流石です。
K‐01Xにもクロックジェネレーターは付属されておりますが、やはりクォーツでは誤差がありG‐01はUSAから取り寄せたルビジュウムなので、まるで次元が違い、アナログとの差をあまり感じません。
優れた新しい録音のCDならば、むしろアナログよりこちらの方が聞きやすい盤も存在する程です、正直目覚ましい進歩です。
しかし、総ての方が同じものを購入されてもシステムのレベルが違い、努力なしにここまで鳴るとは私には到底思えません。
技術の進歩と共に確かにデジタルも変化を遂げました、後はユーザー側もそろそろ進歩をしなくてはなりません。
私は個人的にオーディオに携わってきてそう思います、楽して良い音は鳴りません、私は何人もの優れたシステムの音を見聞きしてきたのです、みなさんかなり色々努力されていますが、なかなか到達出来ない様です。
私はオーディオケーブル製作者です、良い音と言うよりは、まともな音を帯域バランスと共に常に鳴らしてなければなりません、出来上がったケーブルを繋いで試聴するからです、結局それが異次元のオーディオシステム構築と繋がったのです。
世間と同じレベルでは私は納得出来ないのです、まだまだウエスタンスピリッツの奮闘は続きそうです。
デジタルとアナログの差は殆どなくなって来ましたが、やはりアナログは調整次第、上手く調整されてない柔なアナログですと、完全にデジタルハイエンドの勝利となるでしょう。