今日は、父の告別式
これは私の主観でありますが、亡くなった父は、これからこの家の中で起こるであろう悪いものを、総てあの世に持っていってくれた気がするのです。
全く苦しみもせず穏やかな最後でした。
昨日のお通夜もとても静かで、終始穏やかな運びで、親しい方がたくさん来てくださいました、私は、その人数に正直驚きました、それが父の生きてきた証だったのですね。
人は亡くなった時、今まで歩いてきた人生総てが死に顔に出るものです、実に綺麗で聡明なお顔です。
本当に、一点のくもりもなく、竜巻の様に一気に駆け抜けた人生だったと思います。
その偉大さには到底追い付く事も、追い抜く事も絶対に出来ないのだと悟りました。
結局、助からなかったのではなく、大往生だったのです、私も最期にこんな幕引きをしたいものですが、まだまだ修行が足りず無理です。
父も今は若い体に戻り、好きなお酒をあちこちにお呼ばれして、たらふく飲んでるのではないでしょうか。
父は、私の家内をとても可愛がり、大切にしてくれました、感謝致します。
でも今日で本当のお別れになります。
今後とも至らぬウエスタンスピリッツではありますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
これだけたくさんの人が父を慕い、涙を流してくださったのです。
もう充分だと思います、人は亡くなった時に総てが分かるものです。
お越し下さった皆様、誠にありがとうございました。
父よ、今までありがとう、貴方の子供に生まれて来て、私は本当に幸せでした。