スタジオの音
個人が思い入れで作ったスタジオのお話ではありません。
最大手の自家発電のある様なレベルのスタジオの事です。納入されるものは総て市販のものとまるで違い、基本的にはマルチ駆動で、左右の音は完璧に揃っています。
そして強靭な作りです、ガッチガチです録音の時にかなりの出力を必要とする為、途中で壊れたら大変な事になるからです。
音は極限まで正確ですが、良い音かと言われると違います、正確で無機質なのです。
普通の方が聞いたら楽しいかと聞かれると退屈だと思います、でも私はそんな正確な中に遊び心のある鳴り方を求めて来ました。
電源も設置方法も全く違い、スタジオは入り口から出口迄総て600Ωのバランス接続になっているのです。
我が家の音とはそのスタジオの音に似てはいますが、聞いてて開放的で気持ちが良いのです。
ウエスタンスピリッツのサウンドは以前はドカンドカンサウンドでした、イシノラボのマルチシステムが揃ってからは、ストンッっと低い音階が鳴ったあと、モタモタせずに抑動がきいています、つまり切れが良いのです。
そこがスタジオと酷似しているのです。