英ちゃん
今日は母のことです、しばしお付き合い下さい。
最近階下からゴンゴン音が頻繁に聞こえるようになりました、調べてみると階下の母が扉をしめる音だと分かりました。
家内の友人のお話では、力がないからそうなるのだそうです、一気に力を入れないとしめるのに時間がかかる気がするのでしょう。
そして、これは想定内だったのですが、かなり認知症が進んで来ました。
もう一つの会話さえ成り立たなくなりました、伝えた瞬間、同じ質問が帰ってくるので分かるのです。
父が今年六月に亡くなってから未だに父が病院にいて、いつ退院するのか聞いて来るのです。
当然亡くなってるのでそのとおり伝えると『そんなの母さん初めて聞いた』と何度も繰り返し話すのです。
母にお通夜の事や葬式の事や父を荼毘にした事や四十九日の事や、その後にみんなで食事をした事など話しても、当然の事ながら全く覚えていないのです。
そして困った事に、我々がリスニングルームで寛いでる三階まで深夜に上がって来て『どうしてこんなに大切な事を私に伝えてくれなかったの』と怒鳴り込んで来たのです。
全くどんな思考回路になっているのか、常人の我々夫婦には理解が出来ないのです。
先生から言わせれば『それがアルツハイマーの特徴です』とのことで特に対処のしようがないそうです。
正直毎日くたびれます。
話は禁煙のお話しに、禁煙外来へ通うようになってから約三週間たちます、確かに煙草は一日三本に減りましたが、そこからなかなか減りません。
何とかやめようとするのですが、どうしても吸いたくなる時間があるのです、その一本を吸うと自己嫌悪に陥るのですが、次の煙草に繋がってしまうのです。
でも一日三本になったら、その吸いたい時間さえ我慢出来たなら禁煙成功となると思います。
今だって吸わなくても全く平気なのです、目の前で家内が吸っても全く吸いたいと思わないのです。
しかし、決まっていない魔の時間が結構苦しいのですが、吸った後自己嫌悪に陥る位ならば吸わなければいいと思います。
禁煙成功は近い筈です。