音質改善はゆっくりと
すべてにおいて万能なものや方法はありません。
私はこのブログで過去にいかに様々な事をしてきたか、その方法と成功と失敗を書いて来ました。
そして音質改善を色々な方向からしていくと、とあるパターンがあることに気が付いたのです。
今なら簡単に理解出来る、配線はていねいにシンプルに最短で綺麗に行わなければならない。
以前は優れたケーブルさえ使っていれば、多少ねじれていても長くても音に影響しない、そう思っていたのです。
これはとんでもないお話で、実際丁寧に綺麗にグランドを半田で留め、最短距離で配線をやりなおして分かりました、全く違う鳴り方をしたからです。
そこからケーブルの作り方も分かってきました、ヘッドシェルを自作したり、日々LCネットワークと戦っておりました。
その内にスピーカーからの低音やラックや機材の下がしっかりしなければならないと千葉のIさんからの教えで理解したように思います。
しかし、理論は分かるのですが以前は賃貸マンションでしたので、限界に来ていて、足踏み状態の正にその時に、千葉の実家を壊し、その上に二軒分の戸建を建てる計画が持ち上がったのです。
外壁や床はとりあえずマイナス30dBで設計していただき、オーディオの電源だけは100V/200V共に総て単独電源としていただきました。
初めはひどかったこの部屋ですが、今ではすべての音質改善が終わり、正に桃源郷のような音楽を鳴らすようになったのです。
今なら言えます!正しくちゃんとやればそれらが重なりちゃんとなります、鳴らないのは何処かが甘く、しっかりしてないからです。
この部屋でまだやることはたくさんあるのですが、今はあまり時間がないのです。
しかし、私にとってオーディオは遊びではなく、真剣勝負であり生命線なので、そんなに頻繁にあちこち簡単に触ることは出来ないのです。
ウエスタンスピリッツはもうそこそこ完成されています、そして、何にでも順序というものがあります、ミスをしないためには冷静でいなければなりません。
ウエスタンスピリッツのオーディオはほぼ終わっているのです、オーディオの王道であるJBLを使ってきたからでしょう、多分上手く鳴らす事が出来たのだと思います。
私にはオーディオのブランクがないのです、ひたすら理想の音を求め走って来たように思います。
まだまだではありますが、オーディオへの情熱は誰にも負けません、そして、JBLをここまで鳴らす事が出来た自信があります。
JBLは正直美しき魔物だと思います、派手なJBLで満足出来るならばもうとっくにオーディオをやめていると思います。
鳴らせないから一生涯の友となったのだと思います。
しばらく聞き込みまた音質改善を始めます。