遅ればせながら。
ブログをたちあげながら、肝心な自己紹介を忘れていた。
大変失礼。
私はウエスタンスピリッツと言う絹巻きオーディオケーブルを製作販売している、今年で五十二歳の東京都に住むオーディオオヤジである。
とにかく私は普通のどこにでもあるようなものを使いながらも、普通の音では満足出来ないのだ。
それには何か余程飛び抜けた事をやらなければ、世間にたくさん存在するとんでもない音を越える事は出来ない、そう思っていた。
これからかなり独特な事を書いていくが、私は人を非難しているのでもなく、メーカーの商品をけなしているのでもないことをはじめにご理解いただきたい。ただ、私は自分の考えややってきた結果を色々勝手に呟かせていただきたい。
私は今をさかのぼること二十年前、都内近郊のオーディオショップでウエスタンエレクトリックを真剣に研究している有名な研究家と知り合った、そして後日我が家に来ていただいた、そのときウエスタンのトランスをほどき取り出して、そこに絹糸を強く巻き付けた単線のシールドラインケーブルを二本作って来てくれた、それを初めて聞いた時の驚きは今でも忘れない、今は殆ど繋がなくなったが、たまに聞くと軽く余計な音は一切なくそれでいてふくよかだ、それまで私はそこそこの市販のケーブルで満足はしていたがやはり何かが引っ掛かっていた。
そして、その人を師匠と決め、同じものを自分で作ろう、そう決めた、ここからすべては始まった。
はじめは同じものを先ず作れる様になることだ、しかし師匠が長年作り続けたケーブルの音は凄まじくピュアな音で、十年位でやっとなんとか肩を並べる位になった。
っと私が思っているだけだった。
ケーブルに使うウエスタンケーブルの素材の吟味や絹糸を巻き付ける物凄い強さと技術の差だった。
シールドや絹糸の吟味もあった、そして、その日夜の努力が実を結ぶのは本当にここ1ヶ月の事である。
その事とJBLを鳴らしてきて、最後には遂に鳴ったJBLと私との戦いの軌跡をこれから呟きますから、宜しくお願いいたします。今日はここまで。