新居の馴染み
ウェスタンスピリッツの新居は、やっと四年経ちました、ずっと鳴らし続けて来ました。
この戸建てが建って、引っ越しをして来て初めて繋ぎ聞いた時は、ある程度は想像していたつもりでしたが、あまりの音の酷さに「もう、オーディオはやめよう」こう思ったものです。
どんな音だったのかと申しますと、ボリュームを絞るとボケていて不満足、ボリュームを少し上げるとうるさくて聞いていられません、乾いたような潤いのない音でした。
そして屋内配線ですが、ウェスタンスピリッツは主な電源は200V30Aの単独電源です。
特別に這わせていただいた電源ケーブルは、マンションに引き込まれているような太さです、それが規格外の壁コンセントに半田付けされてます。
それら屋内配線や壁や床や天井が、オーディオに都合よく馴染んでなかったのだと今は理解しております。
そして約三年ほど前から本格的に馴染んで来て、四年経った今年、更に鳴ってきた、そのように感じます。
ですから新居にお住まいの方へ、余計なことをせずに、諦めないでひたすら鳴らす事です、家もオーディオ回路の一部です。
しかし、鳴らないうちは、あまり音質改善等をしない事をお薦め致します。
分からなくなってしまいます。
新居は最低でも三年はまともにならないと思います 。
これからも数年変化していくと思いますが、慣らしとは実に厄介なものです。