調布のとんかつかつ元
ゴールデンウイークの初日4月29日土曜日、四年前迄住んでいた調布へ行って来ました。
どうしても忘れられないとんかつ屋さん(かつ元、かつげん)があったからです、3年前のゴールデンウイークの最中にもお邪魔したのですが、その時のお店は立ち退きになり、一旦閉店したそうです。
しかし「かつ元の味が忘れられない、どうしても弟子になりたいので店を復活してほしい」と二人の若者やたくさんの常連さんに言われ、場所を移転して再開したらしいのです。
以前はもっと衣の色がキツネ色だったのですが、今回は白っぽく揚がったサクサクの衣でした。
豚肉は岩中ポーク(イワチュウポーク)を 使っているらしく、風味は濃いのにサッパリジューシーなのです。
食べた瞬間、顎のわきのリンパ腺のあたりがキュンッとなる程美味しいのです、キャベツの千切りは20cm程ピラミッドのように盛り付けてあるのがかつ元の特長なのですが、体の小さな女性でもペロリと平らげられる程です。
つまり、それほど美味しいのです、味噌汁も手を抜いておらず、しっかり出汁がきいてます、お新香も風味豊かで美味しいと思います。
私はヒレカツ派ですが、先ずは真ん中を塩で食べます、次に
端の衣の多い部分をかつ元特製のソースを少しかけて食べて、後はオール塩でいただきます。
とんかつが出てきていきなりソースを総てにかけてしまう方を良くお見受け致しますが、それでは永遠にとんかつの繊細な味は分からないでしょう、特にロースカツを注文される方に多く見られます。
とんかつイコールソースではありません、またとんかつイコールロースではありません。
確かにヒレカツに比べ、ロースカツにはソースが合いますが、試してみて欲しいのです、それでもソースが好きならばそれもオーケーだと思います。
キャベツにかけるドレッシングもかつ元ならばとんかつにかけても美味しいと思います、もちろん醤油も美味しいです。
とにかくここのとんかつを一度食べたら他ではもう食べられないと思います。
3年前あまり元気がなく少しやつれていたマスターは、少し太り顔の艶も良くお元気でした。
味を変えないように何かを変化させる、進化系の調布かつ元 是非とも食べて欲しいと思います。
お店も広くなりとても良くなりました。
マスター覚えてくれていてありがとうございます、また行きます。