ボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズ サヴァイヴァル
それにしてもボブマーリィのレゲェとは、何とベースの効いたカラッとしたカッコいい録り方なのだろうか。
特に二曲目のジンバブエに圧倒されてしまいました。
また話に出ますが、以前ネットワークが決まってなかった頃は聞いても今の様な心が包まれたような感覚はありませんでした。
ボブマーリィに自分の努力にJBLに乾杯!
ここにはもうオーディオの理屈なんかいらない?それは違います、やはり自分で色々作り、セッティングを追い込み、どんなに優れていると思っていても、更に必ず上が存在する、しかしこれだけある膨大な数のレコードのレーベルを、総てある程度の音で鳴らす努力は必要な事なのではないでしょうか。
私のシステムは情熱的な音楽は上手く鳴るようになって来ました、しかし、ことクラシックとなると百パーセント鳴るのか?と聞かれるとかなり今までは少し無理があったのかも知れません。
ではなぜスペンドールBC2の様に繊細な中に広がりと奥行きのある気品に溢れた可愛い鳴り方をしないのか?です。
所詮同じ原理のスピーカーなのですが、全く鳴り方が違います、でも私が美しい音だと思ったスピーカーはどれも全部ボックスの響きを上手く使っています。
この辺がアメリカンサウンドとイギリスサウンドの違いなのでしょうか?
確かにイギリス製のスピーカーでボブマーリィはJBLの様に太くは鳴らないかも知れません。
でもひょっとしたら現代のユニットを上手く鳴らすハイエンドならば上手く調整(セッティング)すれば、総て鳴ってしまうのでは。
しかし今使っているJBLでそれは不可能ではないような気がしてきました。
ホーンスピーカーから妥協なくホーン臭さを消すのは並大抵ではありませんでした、出せない音などこのスピーカーにあるのだろうか、最近その事ばかり考えています。
そして今、ボブマーリィからグリュミオーのバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲集三面目に針を落とし聞いています。
このレコードは以前はうるさくて聞いていられなかったのですが、綺麗で広がりと滑らかさ奥行きがあり、今日はとても良い感じに鳴っています。
鳴っているのはJBLのオールホーンシステムです。
信じられません。
もうそろそろネットワークをしっかり半田留めする時が来たようです。
まだやってみたい事は何ヵ所もあります、しかし一旦ここでやめておかないと、いけないきがするのです。
今までこの呟きを読んで頂いてる方には私の言いたい事は分かると思います。
そう!それはこの部屋です。
しかし…よくこの部屋で、このスピーカーシステムをここまで上手く鳴らしたものです。
何時間でも聞いていたい、そう思います。