英ちゃんのお菓子
今日は認知症を患ってる母のお話し、暫しお付き合いいただけたら幸いです。
お昼に家内が用意したおやつを、私が階下へ運ぶのが日課になっております。
小岩井のヨーグルトに蜂蜜を混ぜて味をつけて、そこに冷凍のブルーベリーを入れたもの、それに飽きないように考えて揃えた色々な紅茶、和菓子や洋菓子を三種類です。
満腹中枢が壊れてしまっているので、いくらでも食べてしまうため、もう母親任せには出来ないのです。
もう味覚もないのかご飯にイチゴ牛乳をかけて、その中に魚肉ソーセージを入れて食べていた事もありました。
普通の人には気持ち悪くて食べられませんよね?
よく母が「何でもいいよ」と言います、これがその答えだったのです。
でも食欲旺盛で味覚がなくなった為、好き嫌いもなく、体はいたって元気です、
朝は家内がおかずを毎日、手を変え品をかえ作り、持って行ってます、母はなぜだかご飯は炊けるのです、夜は介護用のヘルシー弁当を届けてもらっています。
甘納豆や小魚が入ったお菓子を毎日かえて飽きないように揃えて持って行ってます。
最初は大変でしたが、もともと家内はメニューを考えたり作ったりするのが、あまり苦にならないようなので助かってます。
でも母は家内を家族の数に入れないのです、唯一私を自分から奪った憎き女だからだと思います。
でも家内はそれが分かっているので、気にしてないようで、これも助かってます。
認知症の母のおかしな行動理由は、私たちには分かりませんが、母にはちゃんとした理由があるのだと思います。
母さん、いつまでも元気でいてください、私の母はあなたしかいないのです。