99%の失敗と1%の成功
音質改善とは茨の道です、しかし、失敗を繰り返すうちに、なぜだか分からなかった筈のものが、理論的に考えてみると、やがて真実が見え成功への道(パターン)が分かって来るものです。
以前、お付き合いのあった方からこう言われました「もっと理論的に書けないものかと」私は以前、理論的に考えるのが苦手でした、それから理論的に考えるようにしたのです。
成功への道がひらけた時、システムは間違いなく改善され、正しい方向に導かれたシステムによって、次々に改善策が見えて来ます。
つまり極端な失敗が少なくなります、成功にも失敗にも簡単には言えませんが、パターンがあります、そこに気付けばしめたものです。
しかし、人はなかなか人生や考え方を変えようとしません、そして、楽をしようとします。
何事も最後まで妥協なく丁寧に行う事です、それらが前後関係と合わさり、最後、答えとなりシステムから鳴るのです。
一番自分を分からないのも、自分を越せないのも、自分自身なのです。
私はこれを分かってから、少しずつ成長したように思っています。
オーディオを理解するには、オーディオの事だけを考えていてはいけません、話は少し違いますが、母の認知症の介護も似たようなものだと思います。
話は戻ります、色々な方向からオーディオを見つめる努力を惜しんではいけません、全く関係のない事から見えてくるものがあるのです。
私も以前はこうでした、99%の失敗と1%の成功でした、しかし今はパターンを掴んだので、殆どの実験は成功するようになりました。
多分、もう答えは、ほぼ見えたのだと思います、それでも分からない事だらけです、私の耳に届くまで音がどの様になっているか真実が目で見えないからです。