低音
自分では上手く鳴ってるつもりでも、なかなか鳴ってないのが低音です。
これは上手く鳴らされてる第三者に聞いてもらうのが一番ですが、なかなかそうもいきません、その人も実は鳴らせてないからです、私はその遥か上の話をしているのです。
所詮はオーディオなので、基準となる生との比較が必要になるのです、生で聞く低音とは、オーディオを通し、思った通りの音質ではなく、もっと漂うように回り巡って来るような雰囲気なのです。
そして軽やかでもっと本当の意味で色濃いのです、ジャズのライヴを聞くと会場が狭く、勘違いするような音になってしまいますが、クラシックは大丈夫だと思います。
特に優れたホールで聞く、ウィーンフィル在籍者などの弦楽四重奏が良いでしょう、一番の基本の鳴り方を熟知出来ると思います。
小さな付帯音の少ないフルレンジのような音とも少し違うのです、やはりウーハーは38センチです、これを上手く飼い慣らす事が出来れば、本物さながらに鳴らす事が出来ます、しかし並大抵では鳴りません。
ドカンドカンのはったりの低音や軽すぎる低音はいただけません。
オーディオは低音です、再生能力を極めましょう。