元旦は一日中飲んでいた
今年も何処にも行かず、朝からずっと写真の泡(シャンパーニュ)を飲もうと決めていた。
初めはエグリ・ウーリエ(ミレジメ2004年)マグナムボトルから。去年秋に購入しておいた、抜群に美味しかった。
マグナムはコルクを抜いても、口が普通のサイズで中が広く深い為、中身の空気に触れる部分が少ない、よって酸化しづらく美味しいのです、ましてやエグリ・ウーリエのミレジメならば尚更でした。
開けたばかりの時はまだ固く感じ、注いで二、三分経つと、複雑な味や香りが立って来ます。
どんな感じかと申しますと、香りは梨(ラ・フランス)や、桃や、野いちごのようでもあり、ナッツのような複雑な風味が一瞬濃厚に広がり、次の瞬間何事もなかったかのようにすうっと消えてしまうのです。
夕方頃までは良かったのですが、朝はお雑煮から始まり、午後からお風呂に入り、鳥の手羽もとを揚げたものや蒲鉾、そしてお餅を焼いて食べました。
大根おろしを一緒に食べて飲んでいたのですが、飲み続けていたからか、遂に夫婦揃って胸焼けになってしまったので、胃薬を飲んで飲みを中止にしました。
今年は何が待っているんだろうか?良いことばかりでないことは分かるが、悪い事は出来る限り起こって欲しくない。
私は常々思う、特に良いことも悪い事も何にもない普通の平穏な一日が良いと。
そして夜に家内と一日を振り返り語る、好きな音楽を聞きながら好きな食べ物(私はフルーツが多い)で酒を飲む、そして床につく、これが一番である。
読んでいて我々の生活はつまらないように感じるかもしれないが「何か良いことないかな?」こんな淋しい事を常に考えているのは好きではない、楽しみとは自分で作り感じる事だ、私はそう思う。
今年2018年は、特に何事もない穏やかな一年であってほしいと願う。