ジミ・ヘンドリックス
二度と誰も弾けないもの、凄い音を単一のギターから鳴らしてしまった人、これがジミ・ヘンドリックスではないだろうか。
殆どのミュージシャンには好き嫌いがあるのか賛否両論ある、しかしことジミ・ヘンドリックスだけはみんな口を揃えて天才とこたえる、何故なんだろうか。
私はこのギタリストの凄さをマニアのオーディオ装置で聞き、ギタリストの道を諦めたのです。
ギタリストで食べていく自信は他人からの評価で確かにあった、しかしジミ・ヘンドリックス(ウッドストックのアメリカ国歌)を聞いてしまった。
その時こう思った、「絶対にこの様には弾けない」その違いは弾いている楽器やアンプの違いではないと言う事である、やはり彼のテクニックである。
アタッチメントが今のように確立されていないとか、そんな単純なものではなく、音そのものが六弦のギターでは弾けないのである。
シックのナイル・ロジャースのようにチューニングを換えるとか、後から音を被せてるのならばまだ分かる、しかしジミ・ヘンドリックスは、ステージの上から何度もそれを実際に見せてくれたが、見てもどうしても弾けないのである。
絶対に凡人には弾けない、ジェフ・ベックも、エリック・クラプトンでさえ「弾けない」こう話している、ジェフ・ベックはピーク時のジミ・ヘンドリックスのギターを聞いて、ギターを弾くのが嫌になったそうである。
ジミ・ヘンドリックスのギターの音を是非とも小さな音量で聞いてみて欲しい。
それとよく言われる事だがジミ・ヘンドリックスの歌は下手ではない、時代を超えていると思う。
私はジミ・ヘンドリックスが大好きです。