オーディオとは音を聞くもの
家内に言われた…「最近貴方のブログはオーディオの事ばかりでつまらない」
なかなか耳は貸していただけないかも知れない、しかし最近やっと目をお貸し頂けるブログになったと少し思えるようになった。
しかし「オーディオの話しばかりでつまらない、貴方はオーディオを始めた原点を忘れている」と家内に言われた。
「音楽とは楽器の音と全体の響きをトータルで楽しむものである、これが家内の極論であると思う。
音楽を聞くとは脳のトレーニングである、一小節聞いた後にメロディーと認知する、それを気持ちいいと感じるかどうかは、旋律をどうとらえるかそれこそ聞いた時の気分や曲調の好みであると思える。
音楽鑑賞である以前に、マニア様のオーディオとは(オーディオ感傷)だと気がついた。
私も確かにそう思った。
それをお伝えする為に、我々が楽しんでいるワイン(シャンパーニュ)の話をブログへ持ち出した。
しかし、伝わった内容は、いささか世間と少し違うようである。
「一流のものからしか一流は聞けない」家内にはそう聞こえる、と話すのである、確かにそう思った。
音楽とはその場の楽器の音と、そのホールの響きを含め旋律を楽しむものである。
シャンパーニュも同じである、飲む時の雰囲気やその時のおかれた状況や、室温や季節や気持ちも大切なのである。
その時々の雰囲気が大きく作用すると思う。
それは何かの達成感であったり、特別な事があったりする、しかし我々夫婦は少し違うのです。
何にもない普段の日常の中に突如特別なシャンパーニュが登場する、だがこれは今に始まった事ではありません、これが我々夫婦のシャンパーニュや音楽ライフなのです。
我々夫婦から言わせて頂けるのなら、オーディオマニアの人生はオーディオ鑑賞ではなく、オーディオ感傷に見えるのです。
もっと再生音を楽しんでは如何?
もっと別の何かがたくさん見えると思います。
それには真に音楽を理解する事、オーディオと比べるなど寂しい人間のする事です。
いいものからしかいい音を鳴らせないと思ってるなら、オーディオは絶対に出来ない。
いい音を鳴らした方の勝ち、これがオーディオであり、下克上の世界であります。
ではあなたのシステムは本当に鳴っていますか?
難しく考え過ぎてはいませんか。
今まで、さんざんオーディオの難しさを強調しておいて
、難しく考えていませんか?って何ですか?